◎ピーちゃんを思い出す…

夏休み娘と久しぶりに電車に乗る機会があり
その時のお話です。
北松本駅改札へ向かう階段に雀の子が
迷い込んでいました。
階段はガラス張りなので外に行けなくて
子雀も困っていました。
娘が最初に気がつき
私がそ〜っと両手で捕まえると
くちばしを開けたまま
なんだか暑そう…
トイレから手のひらに水をくみ
飲ませようとしたのですが
反応がなく
仕方なくくちばしの周りに水をぬって
あげました。
それでも反応がなかったので
家に連れて帰ることに…
「ピーちゃんを思い出すね」
娘が小学生の頃ムクドリのひなを助けて
一生懸命世話をした
それがピーちゃんなんです。
ゆっくり歩き出した時
「わっ!」と娘…
ピーちゃんが近くの木に飛んで行ったのです。
「良かったね…」
私も心からそー思いました。
空を見上げて
あの時のピーちゃんを思い出していました。
(次回はネコのウメちゃんのお話です。)
「どんな人にも 何かできる事が
必ずあるはずです。」